満開のさくら。 表紙にひかれて手にとりました。
じんわりこころにひびいてくる本です。
ちびすけとおじいちゃん、いつもなかよくさくらを見に行きます。
うれしいことがあるたびにうえたというさくら。
大切に大切に育てて今では、そらまで届きそう。
その時、おじいちゃんの人生を感じました。 嫌なこともあっただろうけど、こんなにも嬉しいこともいっぱいあったんだと…。
わたしも、小さくてもうれしいことを見つけていこうかな。
考え方次第で、嫌なことも嬉しいことに変えられる気がしました。
「じいじはすごいな」、「なんも なんも」ふたりはこんなやりとりをしながらじいじが知っていることをちびすけへおしえていきます。
尊敬しているちびすけ、謙虚なじいじ、ずっと一緒にいたくても、やっぱり別れがやってきます。
最後に二人で見た満開のさくら、本当にみごとでした。
じいじに感謝しているようでした。
ちびすけ!じいじがいなくなってもじいじのかわりにさくら山が見守っているよ。
そして、じいじの思いをうけついでいってね。
実家のおじいちゃんにあいたくなりました…。