こどもが自分で選んだ本です。
このシリーズの次の本を先に読んでいたので、私も読むのが楽しみでした。
かいじゅうの家族に男の子が産まれ、周りの注目を集めてしまうことにヤキモチを焼くお姉ちゃん。兄弟のいる家族なら、うんうん!とうなずいてしまう内容ですね。
かいじゅう姉弟のいたずらに娘は大喜び、次はどんな悪いことをするのかどんどんページをめくって読みました。
人間の世界ならお姉ちゃんは「良い子」にならなければ・・・と悩みそうですが、かいじゅうの世界は「悪い子」が一等賞!!最後は両親に「おまえは世界一わるいかいじゅうだ!」と怒られてお姉ちゃんは大満足!
お姉ちゃんが色々我慢したのをお母さんがちゃんと見ていてぎゅっと包んでくれる・・・というパターンと違い、子供の心には痛快な内容なのではないでしょうか。
私自身が兄弟にはさまれ、問題を起こさないことが最善だ、と、思い切ったことができない子供だったので、小さいころにこの絵本に出会えていたらなぁ、と思います。