『おかあさんはおこりんぼうせいじん』
題名を聞いてドキッ。中身を読んでみてキャー!
ゴメンナサイ、ここにもいます『おこりんぼうせいじん』
主人公の男の子は、お母さんのことをひそかに疑っていました。
お母さんがいつもガミガミ怒るのはきっと、おこりんぼう星からやってきたおこりんぼう星人が変装してるせいなんじゃないかって。
その目的は、怒って子供達にいうことをきかせて、地球を征服すること。
なんといっても、子供の発想が面白いです。
『きをつけろ!これがおこりんぼうせいじんだ!!』のページでは、ほとんどのコメントの後に「たぶん」と付け加えてあるのがおかしかったです。
でも、ある意味「なるほどなー」と納得。
毎日毎日怒られていたら、大人でも嫌になってしまいますよね。
怒っている親は、もうすでにどれだけ子供を怒っているのか、感情が先に立って気づいていないことが多いですが(汗)
ただ頭ごなしに怒るだけじゃなくて、「あなたを怒るのは、あなたのことが大好きだからだよ」っていうメッセージが子供にも伝わるように怒らないといけないんだなぁってしみじみ考えさせられてしまいました。
口で言うほど簡単ではないので、これは親である限り、一生の課題でしょうけどね(笑)
最後のページ、お互いの気持ちがよく表されていて大好きです。