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祖父と孫の、手をモチーフに絆と愛が感じられる本ですが、それだけではありません。 昔パン工場で働いていたおじいちゃん。 黒人というだけでパンに触らせてもらえなかったという現実。 人種差別について小学校低学年の子供にも伝わるように書かれた社会性を感じる本でした。 みなで考え正しい社会を作っていきたいですね。
投稿日:2019/05/12
短い文章でありながら、黒人の方々が虐げられてきた歴史を、子供達にもわかるよう、物語として簡潔にまとめています。何でもやれる、その言葉に込められた重みを感じました。もっとこのような素晴らしい絵本が増えればいいのに…。
投稿日:2017/05/25
おじいいちゃんが孫に靴ひもの結び方を教えている、ピアノを弾いたり野球を教えたり このふたりの関係はごくあるおじいちゃんと孫の幸せな関係です。 でもこのおじいちゃんの生きてきた中にはこんなことがあったんだよ 孫に伝えたのは 黒人であることへの差別 黒い手でパン作りをさせてもらえなかった 悔しさ! しかし このままで終わらず黒人差別に対して反対の運動を起こしたこと、その中で勝ち取った 平等! 孫の時代には人間は白人であろうが黒人であろうが 平等に生きられるんだよ おじいちゃんは、孫にそう伝え、そこへ至るおじいちゃんの悲しみと戦いの生き様を伝えています 人間の尊厳、平等の精神をこれからも守り引き継ぐために この絵本は 静かに 力強く語ってくれます 高学年の子どもたちには読んであげたい本です 大人が子どもに伝えていくことの大事さが分かります 良い絵本に出会えました!
投稿日:2013/03/06
独特の技法で描かれたイラストは味わいがありますね〜深いというか・・・ 絵を見ているだけで、おじいちゃんの過ごしてきた歴史的背景と大意が伝わってくるようです 人種差別という苦い経験は、やがてキング牧師、ローザーパークス女史らが勇気を奮い起して立ち上がり、人間としての尊厳を勝ち取ったきっかけにもなりました 時代は移れども、おじいちゃんの手を通して、一人の庶民もまた勝ち取った歴史を、孫に伝えていく精神が根幹に流れています 小学校高学年くらいなら理解してくれるでしょうか・・・ 今の日本には今一つ足らない部分かもしれません
投稿日:2011/11/29
新聞だったか お薦め絵本にあったので 図書室にリクエスト 届いて、絵にびっくり 表紙だけだったら もしかしたら、読まなかったかも・・・ でも、この絵がいいんですよ どんどん惹き込まれていきます 表情豊かで 雰囲気が物凄く出ています おじいちゃんと孫との関係は 世界どこでも同じ なのに、差別って、つい最近まで こんな形であったんだ・・・ と、気付かされます 「手」に焦点を当てているのが とてもわかりやすいです 考えさせられる題材です
投稿日:2011/11/22
光村教育図書さんのアメリカにおける人種差別問題を扱った作品は、「ローザ」・「ぬすみ聞き」が記憶にあります。 両者差別された側の方々の希望を捨てず、信念を貫く力強さに心揺さぶられました。 こちらの作品も差別を受けたおじいさんの戦ってきた「手」に、底知れぬ力強さを感じました。 前半孫を可愛がる好々爺の様子に、お国が違っても同じだなぁ〜、と微笑み読み進めました。 中盤から、蔑まれた「手」が人権を獲得すべく繋がれ、大きな力となって行きます(1950〜60年代)。 そして、後半この「手」は孫に“全てを可能とした「手」”として渡されている事に感動しました。 主人公のジョーゼフ(孫)もまた、大切に息子・孫へと渡していく事でしょう。 人種差別の中でも具体的でシビアーな問題がテーマですので、高学年向きかなと思いました。
投稿日:2011/11/13
アフリカのじいちゃんに似てる顔に惹かれて選びました。 差別をされて悔しい思いをされたと思うと泣けてきました。 孫が出来た事を喜んでくれて孫の名前までつけてくれたじいちゃんに感 謝しております。写真だけしかお目にかかったことはありませんが、と ても聡明で優しい方、孫に逢いたい、逢いたいと思う気持ちは一緒で申 し訳なく思っています。差別があってはいけないのに、今の時代に生ま れてきてくれてよかったと思いました。
投稿日:2011/10/13
アメリカの人種差別の絵本です。 なんでもできる素晴らしい手を持つ『おじいちゃん』の手!でも、その手で、仕事先のパン工場のパンをこねることはできず、会社から与えられる仕事は掃除や物を運ぶ仕事だけ。 アメリカ社会での当時のアフリカ系移民の人たちの仕事は、多かれ少なかれ同じような待遇だったようです。 今はそんな不当な差別は行われていない(はず)ですが、おじいちゃんが孫にいろいろなことを教えたり、遊んでやったりする中で、 その『手』のことを改めて思う。というお話でした。 後半が孫目線になって、時代が違うのだということがとてもはっきり伝わってきて、よかったです。 絵はフロイド・クーパーという人が描いているのですが、はっきりした色合いなのに、どこか褪せたアルバム写真のようにぼやけて見える不思議な手法を使っています。 これは“油絵の具で描いた絵を練りけしで消す”という、独特の技法だそうです。すごいですね〜。見ごたえのある絵でした。
投稿日:2011/10/03
1960年代ごろまで、アメリカでは、白人以外の肌の人種差別が存在していたのです。 日本ではなかなか理解できないだけに、身近なエピソードのこの作品は、 子どもたちにもわかりやすいと思います。 作者の知人であった黒人男性のエピソードを基に、彼と孫との会話ふうに展開していきます。 彼が若い頃、パン工場ではパン生地にも触らせてもらえなかったのです。 その手の色が故に。 彼は仲間と一緒に抗議し、ついには、その権利を勝ち取るのです。 だからこそ、今では孫に自慢できるほどのたくさんのことができる手。 そして、しっかりと孫に受け継がれた手の技。 油彩画を練り消しゴムで消すという独特の画法で描かれ、 独特の風合いのある絵ですが、とても力強さを感じます。 孫にとっても、読者の子どもたちにとっても、 当たり前に出来ることがエピソードとして取り上げられているので、 共感できるように思います。
投稿日:2011/09/21
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