サムは図書館に住む、本が大好きなねずみ。
ある晩、ついに自分で本を書き、本棚に並べてみると、どの本も大人気!
図書館長はサムに手紙を書き
「子ども達に本を読んだり、お話を書く秘訣を話して欲しい」
と頼みます。
困ったサムは・・・。
くっきり、はっきり、ユーモラスな絵が、アメリカっぽいなぁ、という印象。
手紙をもらって悩むサムの顔の超どアップには、息子たちは声をあげて笑いました。
また、サムのお話が気になって、絵の中の本の文字を必死に読んだり、
サムが本を本棚に並べるときの可愛い変装を我先に指摘したりして、
ワイワイとにぎやかな読み聞かせでした。
サムの「さっかほうもん」企画、本当に素晴らしかったです。
「さっかにあおう」の仕掛けには、私も驚き、参ったなぁ、と思いました。
サムは作家だけじゃなく、子どもたちの意欲を引き出す、素敵な先生にもなれそうですね。
息子達もサムに感化されて、さっそく行動に移しました。
楽しく読めて、読後も何か始まりそうな、素敵な作品。
年中さん位から、小学校中学年くらいのお子さんにおすすめです!