ねじめさんの飄々としたリズム感ある語りと村上さんのとぼけた絵の味わいで、なんとも妹思いでいながら、妹に振り回されているお兄ちゃんの姿が好もしい絵本です。
多分、いつもは妹に対して威張ったお兄ちゃん何だろうな。
そんなお兄ちゃんが、妹が病気になると普段はあまり意識していなかった妹の弱った姿を見て兄貴として「やらねばならん」と思ったのです。
熱を出して寝込んでいる妹の言葉は絶対です。
わがままを「かわいい」と思えるお兄ちゃんは妹から、素晴らしいものを貰っていると思います。
本人気付いていないけれど、「おもいやり」という大切なものを。
リズム感がとてもいいので何度音読しても楽しい絵本です。
悪戦苦闘の末のオチが素晴らしく、なんとも微笑ましいお話。
一人っ子の息子にはちょっと難しかったかも。