「シルクハットぞくはよなかのいちじにやってくる」 ３歳のお子さんに読んだ みんなの声

こわいお話が、だいっきらいな３歳のムスメ。
ページをめくるたびに「どうなる？どうなる？」と私の腕にしがみつきながら、お話をきいていました。
この、謎の集団、夜中にするりと部屋に忍び込んで、なんと、布団をちょっとだけ、かけ直してくれるのです。
「シルクハットぞく、やさしいなあ」とムスメのお気に入りの本になりました。
「これ、読んで〜」と本を持ってくるものの「シルクハットぞく」と、うまく言えないところが、かわいらしいです。
子どもたちにとって、真夜中は、おばけや鬼など、こわいものがいるイメージが強いものです。
こんなに、すてきな集団が、世界中を飛び回っているんだと想像するとと、夜が、とても魅力的な時間になりますね。

なんて、なんておもしろい絵本なんだ！！
と、私も娘も見事にはまってしまいました♪
絵本の中に、笑いがあるわけではないのですが、
作者のおくはらゆめさんの、愛のあるユーモアが、とっても
素晴らしいんです♪
シルクハットぞくが、夜中にやることは、毛布をちょっとだけ
ずらすこと・・・。
ただそれだけなのに、なぜか笑えるんです。
しばらく我が家でシルクハットぞくごっこがはやりました♪

絵本ナビでの評価を見て、ずっと読みたかった絵本です。図書館でやーっと見つけました。朝に３歳次女に読んでとせがまれて読みましたが、とっても良かったです。シルクハット族が何をするのかと思っていたら、なんて優しいシルクハット族。心があったかくなりました。この絵本寝る前に読むのが一番いいですね（笑）次は長女に寝る前に読んであげたいと思います。みなさんの評価通りの、とってもいい絵本に出会えました。