「なきむしようちえん」 大人が読んだ みんなの声

幼稚園の入園式。一人だけ泣いている子がいました。みゆきちゃんです。
引っ込み思案なみゆきちゃん。怖がりなみゆきちゃん。入園後も泣いてばかりだし、何にも参加しません。
だけど、少しずつ、本当に少しずつ、園の生活に慣れて、幼稚園を楽しみ始めました。
読みながら、我が子とまるで同じなので、クスっと笑ってしまいました。息子の場合は保育園で、乳児から通っていたのですが、本当に泣き虫で泣き虫で。内弁慶で、親としては心配ばかりでした。同じように泣き虫っ子をお持ちのお母さんにはぜひお勧めしたい絵本です。
ただ、このみゆきちゃんは1年後、立派なお姉ちゃんになった姿が描かれていますが、もっと時間がかかる子もいます。泣かなくなったと思ったら、また泣き始める子もいます。とにかくその子のペースを見守ることが大事です。

西村繁男さんの懐かしい雰囲気のイラストに惹かれ、手に取りました。
幼稚園に入園してから進級までの１年間を、いろんな場面を切り取って描いているお話です。
泣き虫だったみゆきちゃんが、どんどんたくましく成長していく様子が語られます。
子どもたちが小さい頃にタイムスリップした気分。
とても懐かしいです。
入園を控えたお子さんとそのママにお勧めしたいです。

一年で人はここまで立派に成長するものなのですね…。私も幼稚園の嫌いな子供でしたが、こんな風に成長出来ませんでした。敷地面積の広い、大きい幼稚園ですね。お泊りイベントも楽しそう。今回も西村先生の絵はいい味を出していました。

来年入園する子供に、と思って借りてきたのですが、少し文章が長かったので私が読みました。
入園してからの一年間の成長は、本当にすごいです。
そのことは、上の子で経験していたのですが、絵本で読むと改めて感動します。
また４月からは、こんな生活になるのかなーと想像しました。

西村繁男さんの作品だったのでこの絵本を選びました。主人公の女の子が皆や動物の御蔭でどんどん成長していく様子が素晴らしく描かれているのに感動しました。同じ年代の子と過ごせる幼稚園は本当に素晴らしい場所だな！と感動しました。様々なイベントで毎日に活力と楽しい思い出を残せる工夫をしている先生達は素晴らしいと思いました。最後の主人公の言葉に心が熱くなりました。