「アッチとドララちゃんのカレーライス」 大人が読んだ みんなの声

ドラキュラ城は満月の夜にだけ、一般の見学者を受け入れている。案内ツアーの他に特別なお料理も出したいドララちゃんは、アッチの店を訪ねて店の全メニューを食べてみるが、普通過ぎて気に入らない。そこでアッチは激辛カレーを提案するが…

ドラキュラの孫という設定のドララちゃん。モンスターなので、なんでもアリで、話を面白くしてくれる。尊大な態度、大飯食い、朝寝坊、天才肌の変人…など、勝手にキャラクターが動いて話を盛り上げてくれそう。今回は底なしの胃袋がわかって驚く。ドラキュラだから「血」じゃないものは、食べてもさして栄養にならないのだろうか。
辛いものが平気というのも、他のドラキュラの話にはない設定で、作者のユニークな感性とイタズラ心が感じられて楽しい。それにしても、お客さんはあんな激辛カレーを食べて翌日大丈夫だろうか。ファンキーな展開が痛快で、私も一度お城の見物に行ってみたいと思った。
奇想天外なストーリーが新鮮で、日ごろの憂さも晴れる一冊。

「ちいさなおばけシリーズ」は親の私が子供の頃からある児童書で，アッチとっても懐かしいです。
でも私の頃はヒロインはえっちゃんでしたが，最近のアッチのお話にはえっちゃんは登場しませんね〜そこが何だか寂しいママです。
時代は流れたのでしょうか（笑）。
えっちゃんからドララちゃんへ，私としては，最近のアッチのお話は第２章のような感じがしてしまいます。
ドララちゃんと出会ったアッチ，ドララちゃんのカレーライスさすがですね！

実にらしいカレーライスが完成しましたね。
食べてみたいような怖いような（笑）。
ドララちゃんが登場するお話は実ははじめてだったので他の巻も読んでみたいな。
ドラキュラのまご娘のばくだんカレーですが、お客さんは人間なんですね。
読みやすく楽しいお話でした。