「よーいよーいよい」 ４歳のお子さんに読んだ みんなの声

他の書評でお薦めされていて、この本を読み、
さいとうしのぶさんのデビュー作品ということに
読み終わって知りました。

「よーいよーいよい」ってどういう意味だろうと
子どもたちは気になったようです。
読み終わってから、音程に気づいたのですが、
なかなか読みづらかったです。

テンポがゆっくりで、今のせかせかした大人たちとは違う
おじいさんと子どもの生き方にこんな時間の過ごし方を
子どもたちにしてあげたくなりました。

「よーいよーいよい」ってどういうイントネーションかな？と思っていたら、巻末に音程が書いてありました！！有難い（笑）
おじいちゃんの口癖「よーいよーいよい」。読んでいるとおじいちゃんになった気分で（笑）すごく穏やかな気持ちになれます。バタバタしていたことを忘れちゃう。
町並みもすごく見ごたえがあって、何度読んでも飽きませんね。開くたびに新しい発見があって楽しいです。今はこんな商店街の風景って減りつつあるから、今の子供たちにとっては新鮮かもしれませんね。

おじいちゃんと女の子の、夏のお散歩風景です。
おじいちゃんは歩くとき、「よーいよーいよい」と口ずさみながら歩きます。
懐かしい風景をバックに、おじいちゃんと一緒にのんびりお散歩。
子供に読んでやると、なんとも言えない「まったり」とした時間が流れます。
地味かなとも思える作品ですが、なぜだか子供たちはこの絵本が大好き。一緒に「よーいよーいよい」と言いながら喜んで聞いています。
まったり感が心地よいのかも。