「あっ、ひっかかった」 大人が読んだ みんなの声

『STUCK』が原題。
訳の面白さは、表紙の絵を見てもわかります。
ひらがなだと、難易度アップですね。
そう、最初は、フロイドの凧が引っかかったことなのです。
どうしてもはずれないので、靴を投げたら、それも引っかかってしまったのです。
あとは・・・、もうお分かりでしょうか。
靴を落とすため、もう片方の靴を投げ、さらに、ねこを投げたけど、
やっぱりみんな引っかかってしまうのですね。
梯子を持ってくるあたりで、やれやれ、投げるのとは違う方法、
と思いきや、梯子を投げて…。
そして、次々にエスカレート。
椅子、玄関ドア、牛乳屋さん、船、灯台、クジラ…。
最後に、ナイスアイデア、と思ったのこぎりも・・・・、やはり、そうなんです。
さらに、オチは唖然ですね。
幼稚園児以上くらいから、大人まで楽しめそうです。

フロイドの凧が気に引っかかったことから始まるお話です。
凧を取ろうと悪戦苦闘する様子がとてもシュールに描かれています。
良い方法を思いつき、ノコギリを持って来るのですが使い方が案の定違うのでフロイドらしい気がしました（笑）
一度は子ども達に読み聞かせてあげたいオススメの一冊です☆

フロイド　なんて　大胆なの　　始めに引っかかった　凧を捕るために・・・・　どれだけのものが　犠牲になったと思いますか？


それが　だれも　怒ってなんかないんですから
パニックになりそうなんですが・・・・・

そして　みんな　ひっかかった　　わおー！

こんなナンセンスって　あり？

ラストの　フロイドに　笑えます　こんな　大物がいるの？
なにか　わすれてるみたいと　おもっても　よかったかな。
こんな謙虚な　言葉でね

さて　夜が明けたら　フロイド　どうするかしら？

フロイドの凧が木にひっかかった。

ひっぱったり、ぶらさがったりしたけれど、はずれないので・・・・・・

凧を落とそうとお気に入りの靴を投げたり、猫のミッチ、梯子、

ペンキの入ったバケツ、アヒル、椅子、自転車、キッチンの流し台

玄関のドア、車、牛乳やさん、オランウータン、ボート、でっかい船

サイ、トラック、お向かいの家、灯台、クジラまで、次々に引っか

かった。奇想天外なことがまだまだ続きます。

あまりにも、何を投げても引っかかってしまいますが、

”投げすぎです！”と、声を大にして叫びたいです！（笑）

オリヴァー・ジェファーズが好きなので、読んでみました。最初はタコが木にひっかかっただけだったのに・・・。とんでもない展開に、思わず笑っていしまいました！どんどんエスカレートしていくさまが、ユニークな絵で描かれていて、ラストまでびっくりのおもしろさ。こんな楽しいナンセンス絵本、好きだなあと思いました。

他人事ならば笑い飛ばせることですが、自分のことに当てはめると、笑ってばかりいられない、そんな絵本です。
木に引っかかったタコを取るために、次々といろんな物を投げ込むフロイド。
段々と収拾がつかなくなって、エスカレートしてとんでもないことになります。
たぶん自分ならば、ノコギリが登場したところで、木を切り倒すのですが、ここだけは笑えます。
タコを取り戻したフロイドは、安心して家に帰るのですが、木の上に残された人たちはどうなるのでしょう。
後が怖いですよ〜。
自分だったら、ホドホドで終わるだろうか。
戒めのような絵本です。