題名からしてそうですが、コテコテの大阪弁で進むストーリー。
そこには大阪独特のご近所づきあいが描かれていて、とてもいい味わいの作品です。
棒つきキャンデーを持って歩いている男の子が主人公。
商店街でどこかのおばちゃんに声をかけられますが、
誰だったか思い出せません。
いろいろとおばちゃんを思い浮かべますが・・・。
そうなんです、人懐っこいのが大阪のおばちゃんの特徴。
でもね、だからこそ、人情深くて、ありがたいんですよ。
そして、この大阪弁が絶妙なんですね。
よそから来た人には、町中みな漫才してる!とよく言われます。
もちろん、この商店街も見所満載。
たくさんのサブストーリーが楽しめますよ。
さあ、あなたはどれだけ、突っ込みどころに気付くことができますか?
ラストはなかなかのもの(ついでに裏表紙も)。
ちなみにうちのかかりつけの歯医者さん(女医のおばさん)に
雰囲気がよく似ています。
でも、私にとってはありがたい存在です。