「パンやさん」「お誕生日」に引き続き、
私と娘には3冊目となったどんくまさん。
じつはこの絵本がシリーズ一話目のようで、
森から街に降りてきたどんくまさんの
ぬぼーっとした様子、
街のいろんなことにビックリする様子、
お手伝いというか足手まといな様子が描かれています。
ちょっとおのぼりさん的などんくまさん。
だけど私だって始めて新宿駅に行ったときは
とってもびっくりしたものです。
なんとなく気持ちが分かります。
だけど・・・
赤信号待ちの車を後ろから押してみたり、
幼稚園の椅子を壊してみたり・・・。
迷惑なんだけどなぜか周りに愛されるキャラ炸裂です。
なるほど、うさぎの幼稚園生たちとはここで出会うわけですね。
そして、ほんの少しの街滞在だったのに、
どんくまさんがどれだけ愛されてしまったか分かるエンディングも、
これまたステキです。
この一冊で終わらずシリーズになっててよかった!
これからもどんどん展開されるどんくまワールドが楽しみな一冊です。