初版で出た1994年から、幼稚園の年少さんから小学6年生まで、どの年齢層の子にもこの本は読み続けています。
いつ読んでも大うけ間違いなし!!豚の声は極悪っぽく・オオカミは怖がり屋さんな感じで読むとすぐにお話の世界に入り込んでくれます。
大きな子は「あぁ三匹の子豚の逆かぁ」と最初は少し冷めた目で見ていますが、家を建てる・壊すが、だんだんエスカレートして豚の極悪ぶりに引き込まれていきます。そして必ず出てくる『きゅうす』、小さな子は前に出てきて『きゅうす』探しをしたり、一緒に「…おちゃのはがきゅうきゅうさわいだって…」のせりふを合唱してくれます。
絵もきれい・繰り返しの楽しさもあり・最後は優しい気持ちになってホッ…とするお勧めの本です。