表紙絵を見ると、5,6歳くらいの女の子とやけに足の長い白うさぎが描かれています。
正直、パッと見決して上手い絵ではないです。女の子は頭でっかちだし、うさぎはやたら縦に長いし…。
でも、その変なところがやけに目について気になり、
さらに微妙に離れた位置でこの見つめ合った2人の関係性が気になってくるので、一度表紙絵を見てしまうと、この絵本の虜になってしまいそうです。
日本での第1版は1974年とだいぶ前ですが、さすがセンダック!絵の見せ方が違うのだな〜と、感心してしまいました。
主人公の女の子がお母さんにプレゼントしたいのは『誕生日』ですけど、母の日が近い今頃に読むのがベストかと思います。
一番お薦めな年代は主人公の女のとこ同じくらいでしょうか?
うさぎと問答をしながらどんなプレゼントにするか、やり取りするところがとても面白いです。
見れば見るほど、このうさぎはインパクトがあって面白いです。
機会があったらぜひ子どもたちに紹介したい絵本です。