新刊コーナーにありました
森さんの作品だ!と
安易に手に取りましたが
実に、テーマが重かった
正直、感想を書くのも
躊躇いました
何度、読んでも
頭の中、心の中が整理出来ません
震災がなくても
第1次産業の衰退や
地方の人口減少
少子高齢化の問題はありました
それが、目に見えない「放射能」により
もっともっと酷いことになってしまってて
朴訥と喋っているような
東北人らしい喋り口のような
文章に
なんとも、せつなく感じたり
動物にも申し訳なさを感じたり
大変な中で
翻弄されている人達や
信念を通そうと頑張っても
周囲の目が気になったり
本質、意義がなんなのか
わからなくても
「オレは牛飼いだからな」
のセリフに、ぐっときます
絵は、「パパのしごとはわるものです」の吉田尚令氏
とても、素敵で
重苦しい場面も
犬や安心しきった猫の様子や
自然の素敵な様子に
ホッとします
9月30日に第1刷で
11月15日には、2刷
ということは、皆さん、購入して読まれているんですね
この絵本を紹介し
微力ながら、応援したいです
*この絵本は、福島第一原子力発電所の警戒区域内に取り残された「希望の牧場・ふくしま」のことをもとにつくられた本で、その希望の牧場・ふくしまでは、餌不足の問題が深刻化しているとのこと。でも、牛たちをいかすための取り組みが続いていて、この絵本の売り上げの一部は、その活動資金として寄付されているそうです
まずは、手にとって読んでみてください