息子は斉藤洋さんの本が大好きです。
ちょっと長めで一人読みはできないので、私に毎日「読んで」と持ってきます。
この本はシリーズ物でこれが第一作目。
ようやく読み終わったのですが、早くも二作目を読んでと言われています。
斉藤さんの本を読んでいると、名前や呼び方に対するこだわりを感じますが、この本もそうで、ひなた丸は子どもの忍者で見習いなので、「なん者」なのです。
見習いでねことんの術しかできないのに、大変な任務を仰せつかってしまうというギャップがおもしろかったです。
殿様とひなた丸とのやりとり、こうもり忍者とひなた丸とのやりとりがクスクスと笑えました。
後半特に最後は、先が知りたい息子のために一気読みしました。
こうもり忍者との対決はドキドキとして、最後が知りたくなる気持ちもわかりました。
息子にとっては魅力あるお話であったため、これからもきっとシリーズ作品を読まされると思います。