なんとなく、子どもはみんな学校に通うという先入観がありましたが、九十九さんちの子どもたちは、まだ学校に行ったことがなかったんですね。
ハジメくんの「学校ってどんなところだろう。一度は行ってみたい。」という気持ち、よくわかります。
真夜中の学校というだけでも充分に薄気味悪いのに、もう何年も前に廃校になった学校って、外から見るだけでもゾクゾクしそうです。
そして、二宮金次郎の銅像があるようなレトロな学校ですから、懐かしさも漂います。
九十九さんちの子どもたちが一緒なら、ちょっと忍び込んでのぞいてみたい気もしました。