鈴木まもるさんの
赤ちゃん向きの絵本を読んだことがあり
可愛らしい印象に残る絵だと思っていました。
これは少し長いお話ですが
1年生の男の子が主人公で
もうすぐ赤ちゃんが生まれてくるのを待つ おにいちゃん。
そして窓の外にメジロの巣を見つけます。
おかあさんの大きなお腹から生まれてくる赤ちゃんと、
同じころに生まれてくるメジロさんのヒナ。
それを大切にしている
家族の姿と成長が
ストーリーからも 絵からも伝わってきます。
鈴木まもるさんは、
絵本作家でありながら
鳥の巣研究家でもあられるのですね。
絵も内容もくわしいです。
人間も鳥も
新しい命が誕生し
大切に育てていく親の存在、
子どもを思う気持ちは一緒です。
優しい気持ちになれる
素敵なお話でした。
子供さんにも伝えていきたい絵本です。