リアルな「ジンベエザメ」の写真に可愛らしい人のイラスト。目を惹く表紙です。
作者はもともと水族館に勤務していた方で、独立してフリーのカメラマンになったそうです。
なのでほかの作品も水中の生き物たちの観察系のものが多いです。
今、日本の水族館の在り方が世界からたたかれていますが、
やっぱり水族館て働く人たちは水中の生き物たちが大好きなんだなぁというのがこの「ジンベエザメ」を運ぶ作業からも見て取れました。
子どもたち向けの科学絵本は、わかりやすく知らなかったことを知ることができるので、大人が読んでも面白いです。
ただ、このジンベエザメの作品に関しては、
細かい注釈が多いので、読み聞かせにはあまりお勧めできません。
子どもたち向けに使うなら、テーマを決めてブックトークで紹介するのがいいかなと思いました。