すねている弟の機嫌を一生懸命とろうとするおにいちゃん。
そんなおにいちゃんの誘い、最初は反抗しつつも、やっぱりおにいちゃん大好きだよ〜という弟君の姿。
兄弟っていいなあ〜って思っちゃいました。
お話もとっても面白かったです。
多分この作者は、窓ガラスにライトを照らして、窓に集まる虫などをマジックでガラスに写して描くということを、きっとやったことがあるんでしょうね。
昆虫に興味を持ち始めた息子のために、この夏はいっぱい虫の絵本を読んだけど、こういった視点のお話ってなかった気がします。
やってみたいよ〜という気持ちに駆られたようです。
マジックでガラスに写していく虫たちの名前も、いかにも子供的なネーミングセンスで、息子の遊びに似ているなあ〜と思ってしまいました。
かまきりとやもりの対決もなかなかの緊迫感。
実際に、その場になったら、応援も忘れちゃうだろうなあ〜。結局どうなったんだろう?と、自分達で色々想像してお話がその先もどんどん膨らんでいきました。