子どもたちも私も大好きな「としょかんねずみシリーズ」。この作品が最終巻とのことで、味わって大切に読みました。
サムとサラが暮らす図書館が、なんと改修工事が始まることになります。ふたりは図書館の建築本を参考に、自分たちの家をつくることに。紙やテープなど図書館にあるものでいろんな家をつくります。つくるもつくるも、なかなか満足できる家が見つからないサム。それはそうです。サムは図書館が大好きなのですから。
ラストのページには、サムが作った家の本物の解説が載っていました。一緒に読んでいた子どもたちと、「ママはどの家がいい?」「わたしはこれ」「ぼくはこれ」と、自分たちもお気に入りの家を見つけました。
本当に最後まで楽しいシリーズです。