母である私自身が小さい頃大好きだった、この絵本。
今でもしっかり定番で愛されていることに感動しつつ、
早く息子にも読み聞かせたいと思って待っていました。
1歳8ヶ月になって、同じくかこさんの「とこちゃんはどこ」が
大好きだったので、こちらも気に入るかと購入してみたところ…
とこちゃんと比べると、やや文章量が多く、
絵も全面にというより、文章の脇に添えて描かれているページも多く、
最初はあまり興味を示しませんでした。
ただ、パンがいっぱいのページだけはすぐにお気に入りになって、
そのページばかり見ている日々が1ヶ月くらい続き…。
1歳9ヵ月くらいで、文章全部を読んでも、
じっくり見ていられるようになりました。
「おもちちゃん、リンゴちゃん…」と名前を羅列するシーンや、
「火事だ火事だ〜」と消防車が来るシーンなど、
好きなページもどんどん増えて、気づいたら「こちらは、とうさん。
こちらは、母さん。」と台詞を応用して、
私達の紹介までしてくれるように…(笑)
絵だけじゃなく、この文章にもとっても魅力と力があるんだなあと
しみじみ実感しました。
寝る前に読む本としては、長いのでこちらはしんどいのですが、
たくさんのパンをつまんで食べるまねをしている息子を見ると、
何度でも読んであげたくなってしまいます。