「チョコレート工場の秘密」「魔女がいっぱい」も面白かったのですが、私が読んだダールさんの作品の中で一番好きな作品です!
マチルダをお荷物くらいに考えて愛してくれない両親。「母親も父親もなんの役にも立ちはしない。」…天才ゆえに両親への見切りが早い(マチルダはまだ5歳)のがちょっとかなしかったです。でも残念なことにその分析は正確です。
校長先生も生徒たちへの愛情が一片も感じられない人。
横暴で高圧的な大人たちへマチルダがする仕返しは特に子供は痛快なのでは?
そしてマチルダがすごいのは頭脳だけではなかった所に驚きました。ええっ、そんな特殊能力まで!!
ダールさんらしく多少口が悪いというか毒舌な部分もありますが、すごく面白かったです!