どちらかといえば活発そうなハヤシ君とゲンちゃんと、どちらかといえば内向的な少年との距離感に、少年時代の精神的な成長過程を見ました。
工事現場の立ち入り禁止の柵を、世界の果てと呼ぶ少年は、そこに内面への扉を作ったようです。
でも、それは同時にまだ見たことのない、現実的な未来への扉だったのです。
扉を越えて未知の世界に飛び出す少年が、とても輝いて見えました。
大人になってみると、小さな一歩がとても大きな一歩だった時代。
誰もが乗り越えていくものがあるのですね。
少年たちの心が、外の世界に向かっていることに安心しました。