話題
まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

単位がわかるメートルのえほん」 渡”邉恵’里’さんの声

単位がわかるメートルのえほん 編:オフィス303
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2016年10月30日
ISBN:9784593587506
評価スコア 4.33
評価ランキング 16,090
みんなの声 総数 2
  • この絵本のレビューを書く
  • 単位がおもしろい。
    普通のp、m、qなどの他に、独自の「単位」を使って表現している。
    ・ICカード 10枚分、単4乾電池10本分…この辺は、普通な感じ。
    ・ランドセル3つ分、八段跳び箱8台分…小学生にわかりやすい、愛情と配慮を感じる身近な表現。

    私が一番好きなのは、「ゴジラ 84頭分」。エベレストの高さの表現。
    ゴジラの身長なんて、考えたことがなかった。興味をもって、ネットで調べてみたら、初代ゴジラ(1954年)が50メートル、以降、大きくなったり小さくなったりしているけど、最近はまた大きくなって118.5mだとか。(シンゴジラ2016年)
    いつのゴジラだろう?
    絵本を見ていて、新たな疑問が湧いてきた。

    東京ドーム@個分、という風にして広さを表現することはよくある話だが、ゴジラでいろんなものを計るというのが、新鮮。

    最後の方になってくると、壮大な地球や宇宙の話になってくるので、
    気持もおおらかになるのか、きっちり前のページの10倍、というわけでもなく、
    「エベレスト10個分 より高い」とか、ちょっと曖昧な表現になってくる。
    気持が大きくなって、細かいことは気にならなくなってくるのだ。
    とはいえ、今まできっちり「前のページの10倍」で次に行ったのが、途中でネタ切れなのか、適当な材料が見つからなかったのか、「だいたいこのぐらい」という表記になって、おちゃめ。

    そんなおちゃめな単位の世界。こんな風に、おもしろい図り方で、目で見て楽しめれば、きっと算数や数字の世界、単位の世界が楽しくなるだろう。
    私も子どもの頃にこういう楽しい絵本で勉強したかった。いい時代ですねぇ〜。

    投稿日:2017/03/08

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「単位がわかるメートルのえほん」のみんなの声を見る

「単位がわかるメートルのえほん」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

いないいないばあ / ぐりとぐら / きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



えほん新定番 from 好書好日さこももみさん

みんなの声(2人)

絵本の評価(4.33)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット