私自身が幼稚園の頃、園からのクリスマスプレゼントで頂きました。
小さい頃から大好きで大好きで何度も読んだクリスマス絵本です。
長女が4歳の時に購入し、クリスマス前には必ず何度も親子で読んでいる一冊です。
眠ってしまったサンタおじさんの代わりに、森の動物たちがクリスマスプレゼントを配ってくれるお話ですが、動物たちの優しさに胸がジーンと熱くなります。
おじさんが目を覚まさないように、そっと作業をすすめていく動物たち。
体の大きいものは大きい包み、小さいものは小さい包みを。
皆が無理せず、できることを協力しあう。
シンプルだけど、大事なことをそっと伝えてくれます。
雪の上のメッセージを見る度に、なんだかこちらまで涙が出てしまいます。
柿本幸造さんの温かい絵が本当に素敵で大好きです。
余談ですが、おじさんの食べてしまったコーヒーとサンドイッチ。
本当に美味しそうで、つい食べてしまったサンタおじさんの気持ちに納得です。
「まちに着くまで食べてはだすですよ」と、釘をさしていましたが、
サンタおじさんの大好きなおべんとうを作ってくれるおくさんも優しくて素敵な方ですね。
初版が1969年なので、なかなか最近は注目されにくのかもしれませんが、本当に、本当に心温まる、素敵な素敵な絵本です。
多くの子供たちに是非読んで欲しいクリスマス絵本です。