2年前に次男が幼稚園でもらってきましたが、一度読んだくらいでお蔵入りになっていました。
久しぶりに本箱から出して、どんなお話だったかなぁと思いながら読んでみました。
『だいすき』という題名から、当然ほくほくとあったかいお話なのではないかと考えますよね。
ところが、動物たちが、待って、待って、待って、やっと“だいすき”なものが来た!・・・それはなに?とワクワクしていたら、あらら、えさだったの?と一気にトーンダウンしてしまいました。
でも、その後に動物たちは、えさをくれたおじさんに群がって、「だーいすき!」と叫んでいます。
これは、おじさんが純粋に好きなのか、「えさくれて、ありがとう。好きよ」という好きなのか、ちょっと判断できかねます。
そして裏表紙。うんちしているヤギとそのうんちをつつくにわとりの図。
なんだか真面目なのかふざけているのかよくわからない絵本でした。
でも、そこがなんだか笑える、苦笑混じりの楽しい絵本でしたよ。