谷川俊太郎さんが、佐藤可士和さんの前衛的な絵に言葉を添えた作品。
もうこれは、純粋に感じてもらうしかありません。
表紙の色調からでしょうか、私は雨を感じました。
飛び散ったり、疾走したり。
添えられた言葉は、谷川さんらしく、感じたまま、自由です。
ただ、『ぽぱーぺぽぴぱっぷ』以上に難解です。
難読漢字やアルファベットも参戦し、音読はかなり難しいです。
ただ、絵とは意外にすんなり交信できたような気がします。
ということで、谷川さんが添えた文章にも共感できたような。
案外小さい子と感じる絵本かもしれませんね。