馬場憲一さんの「らくご絵本」シリーズの6作目です。
このシリーズは新作と古典の両方を描いています。
絵本という媒体での表現だったので、自分が耳で聞いた「ぬけすずめ」のイメージとは違っていました。
全体がPOPのような感じで、色彩がはっきりしていてインパクトはありました。
「ついたて」に描かれたすずめのシーンのみ、噺のとおり墨で描かれたような絵でした。
nakabannsanさんの絵ははっきりしていて見やすいですが、こういった古典系の噺に合わせるには、個人的には不向きのような気がしました。
この相容れない感を狙って、あえてコラボされたのでしょうか。