斎藤隆介さんと滝平二郎さんのコラボ絵本の1冊です。
たまたま出会いましたが、実はこんな作品を書かれているなんて、読むまで知りませんでした。
他の作品で、斉藤隆介さんは東北地方の農村の物語や、家族愛などをモデルにしているものが多いですが、この話はちょっと異色かな?と、思いました。
明らかに男の子同士の友情やそれに伴うアクション的な動きに力を入れていて、男の子が好きそうな話かもと、思いました。
「もちもちの木」や「べろだしちょんま」とは全く違う世界で、
主人公のユもヒもさわやかなすごくいい子で、物語のテンポもトントンと速く、読み終わった時、清々しいよい気分になれる話でした。
力比べや狩猟のシーンなど、見せ場がいっぱいです。
小学校高学年くらいの読み聞かせにいかがでしょうか?