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ポリーとはらぺこおおかみ」 ジュンイチさんの声

ポリーとはらぺこおおかみ 作:キャサリン・ストー
絵:マージョリー=アン・ワッツ
訳:掛川 恭子
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,210
発行日:1979年
ISBN:9784001159660
評価スコア 4.6
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みんなの声 総数 19
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  • 間抜けなオオカミの設定が楽しい

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 広島県
    • 男の子12歳、男の子6歳

    1955年のイギリスの作品。
    あとがきによると、1913年生まれのキャサリン・ストーは、精神科の医者だったのに、書くことが好きで本業の医者を廃業したそうです。
    そんな作者の書くことの楽しさが滲み出ているような作品です。

    原題は、Clever polly and the Stupid Wolf
    オオカミって、悪役というイメージが非常に強いのですが、この作品では憎めない間抜けという感じです。

    はらぺこオオカミが、女の子ポリーを食べようとしては、失敗に終わるショートストーリーが7編収められています。
    おかしいのは、間抜けなオオカミが本好きだということ。
    オオカミは、赤頭巾ちゃん、三匹の子豚、ジャックと豆の木、七匹の子やぎ等のストーリーを真似してポリーを食べようとするのですが、賢いポリーに展開はお見通し。
    言いようにあしらわれてしまいます。
    元の昔話が分っていると、そのやり取りがとても面白く、たまらないものとなるでしょう。

    それにしても、オオカミがしつこくて、本当はポリーを食べたいのではなくて、ポリーのことが好きだからではないか?と思える位です。
    対象年齢は、小学校2年〜4年とありましたが、その位のお子さんが楽しめる童話作品としてオススメします。

    投稿日:2011/09/23

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