『The Journey』が原題。
ポップな絵ですが、戦争から逃げるため、危険な国境越えをする親子を少女の視点から、描いてあります。
戦争のために、幸せな家族との暮らしが一転、
父を亡くし、母と一緒に過酷な旅が始まるのですね。
最初は旅行のようですが、だんだんと身を潜め、危険な道中も。
祈りにも似たラストが印象的です。
作者が実際に移民・難民の子どもたちのエピソードから書き起こした作品だそう。
そう、世界にはこういう人たちがいるということを感じてほしいですね。
小学校高学年くらいから、その思いを体感してほしいです。