落とされ忘れられたクレヨンがきっかけになったというこの絵本、小さくなって捨てられたクレヨンの思いが塗り込められています。
小さくなると使いづらくなるのかもしれないクレヨンにも、まだまだ働ける、働きたい思いがあるのです。
クレヨンは身を削ってモノに色を与えていきます。
最後の最後までクレヨンなのだと言いたいに違いありません。
人間も同じだなぁと思ったら、使い捨て社会に物申したくなりました。
黄色いクレヨンは、星に色を塗るために、宇宙に旅立ちます。
私も壮大な最期を迎えたいと思いつつ、クレヨンの気持ちが痛いほどわかるのでした。