私にとって「11ぴきのねこ」以前、馬場のぼるさんは漫画家さんでした。
私が子どもの頃は、馬場さんの漫画に接する機会もあり、テレビでは「漫画家の馬場のぼる」をよく見ました。
その後、絵本はもちろん紙芝居でも、子どもたちが大笑いする作品に出会いました。
青森県立美術館で開催された回顧展の図録を、増補復刻したものだそうですが、漫画原画のページは見ごたえがあり、絵本の創作に繋がる独特の面白さがありました。
ラフスケッチなどの貴重な資料の数々がまとめられています。
アトリエに残されたカレンダーのアイディアメモにも、日常のささやかな面白さを見逃さない馬場のぼるさんの感性が感じられました。