あかいふうせん」 ヒラP21さんの声

あかいふうせん 作:ラモリス
絵:いわさき ちひろ
訳:岸田 衿子
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1968年
ISBN:9784033040707
評価スコア 4.3
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みんなの声 総数 9
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  • 風船は少年の心かも

    心をもった赤い風船。
    風船と心通い合わせる少年。
    風船は、少年の心の鏡なのだと感じました。
    絵が少しさびしいのです。
    少年は一途なのです。
    風船は、少年に従順だったり、奔放に飛び回ったり。
    どこかに少年の希望を代弁しているようでもあります。
    少年を取り巻く人たちにとって少年はどんな存在なのでしょう。
    決して疎外されているようにも思えないけれど、少年の心とかみ合ってはくれません。
    風船とともに少年には出会いがあります。
    風船を割られるという悲しい現実があります。
    風船が割れたりしぼんだりするのは当たり前なのに、この絵本の風船はどうして心に響くのでしょう。
    この絵本ではどんなに小さく描かれていても、赤い風船の存在感が見る目を圧倒します。
    風船の位置を見ながら、少年の心がすうっと伝わってくるのです。
    いわさきちひろワールドです。
    割れた風船と少年を迎えに来る色とりどりのたくさんの風船。
    その風船たちとともに少年は空に飛び立ちます。
    その象徴性は映画的ですが、理屈なしに素晴らしいと思いました。

    投稿日:2009/09/26

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