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ヒロシマ 消えたかぞく」 夏の雨さんの声

ヒロシマ 消えたかぞく 著:指田 和
写真:鈴木 六郎
出版社:ポプラ社 ポプラ社の特集ページがあります!
税込価格:\1,815
発行日:2019年07月
ISBN:9784591163139
評価スコア 4.8
評価ランキング 384
みんなの声 総数 9
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  • 原爆ドームに隣接する広島平和記念公園には
     広島平和記念資料館をはじめとしてたくさんの記念碑・記念構造物があります。
     資料館で原爆のもたらした悲しみはぜひとも実感してもらいたいですが、
     その資料館から北に向かって歩いて5分ばかりのところに
     「被爆遺構展示館」という小さな施設があります。
     2022年3月に開館した新しい施設で、あまり見学者も多くありませんが、
     ここはぜひ見て欲しいところです。
     平和記念公園は今はきれいに整備されていますが、
     原爆がおとされた当時、ここには多くの人が暮らす普通の町だったのです。
     その爪痕が残る住居跡や道路跡を露出展示しているのがこの施設です。
     この遺構を見ることで、消えてしまった日常があったことを実感できます。
     平和記念資料館もそうですが、この展示館には多くのことを考えさせられます。

     『ヒロシマ消えた家族』という絵本にも同じことがいえます。
     表紙の折り返しにこう記されています。
     「これは、太平洋戦争末期の昭和20(1945)年8月6日、
     広島に一発の原子爆弾が落とされるまで確かに生きていた家族の記録です。」
     この絵本には原爆の悲惨な写真はありません。
     あるのは、広島市内で理髪店を営んでいた鈴木六郎さん一家の
     どこにでもある日常の記録です。
     写真好きのお父さんがいて、笑顔のやさしいお母さんがいる。
     おにいちゃんと妹のなんとかわいいことか。
     一家にはさらに弟と妹が生まれます。
     そんなどこにでもある一家が、原爆によって、全員命を奪われます。

     この絵本に写っている一家のこと、「被爆遺構展示館」で見ることができる町の姿、
     どこにでもあることが一瞬に消えてしまう恐ろしさを
     人類はどうして忘れてしまうのでしょう。
     鈴木六郎さんのアルバムから一冊の絵本に仕上げてくれた指田和(さしだかず)さんに
     ありがとうというしかありません。

    投稿日:2023/10/10

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