ノルウェイのむかしばなし。
無き父親が残した剣を見事に活用し、ライオンとタカとアリに変身する力を得た男の子の活躍を描いてあります。
まず、この変身術を得たエピソードから、男の子も頭の切れを感じます。
そして、タカとなって飛んでいるうちに、あるお姫様を助けることになるのです。
ライオンとタカとアリ、それぞれの特性を生かし、さらには、男の子の知恵も総動員し、
異形のトロル退治するさまはとてもかっこいいです。
退治することで現れる、平和な光景も素敵です。
ノルウェイの昔話らしく、ラストの余韻も滋味深いです。
小学生くらいから、知恵を駆使しての活躍を体感してほしいです。