オリバー(ぞう)がとってもまじめで優しくて、陽気ないい子ですね。
こんに相手を思い遣ることができるなんて!人間でもなかなか出会えなそうです。
さて、この本の作りはかなり児童書的な分厚さです。
でも、各見開きのほとんどは絵だし、字は絵を補うほどしか書かれていません。
ただ、ページ数が「絵本」にしては少々多いですね。なんと64ページ!
たぶん、だからこれは限りなく絵の多い「児童書(童話)」の分類に入ると思います。
シド・ホフの絵は、いかにもアメリカのコミックっぽい作風でした。
明るく前向きで楽しい話なので、4,5歳くらいの動物が好きなお子さんたちにお薦めしたいです。