「福音館のかがくのほん」シリーズ。
『ビアンキ動物記』などで知られる動物文学作品のあるロシアの作家さんの原作。
不思議な題名ですが、要は鳥の巣の不思議を語る作品です。
道具を使わないで建てられた家、という視点での語り口で、
多くの鳥たちの巣作りの様子を描きます。
「どうぐはなくても」という切り口が、科学の視点ですね。
確かに、興味をそそられます。
わあ、すごいラインナップ。
鳥たちとの会話で進み、巣作りの特徴が浮かび上がります。
ラストはなかなかの光景ですが、ちゃんとしたオチですね。
小学生くらいから、鳥の巣への興味へつながるでしょう。