オリンピックやニュースで色々な国の名前を聞くたびに、興味が高まったようで、娘が自分で選んできました。
ひとくちに世界の地理、といっても、言うまでもなくたくさんの国があり、そのそれぞれに国土があり、気候があり、歴史があり、文化、人々の暮らしがあり…。なかなか子どもにわかるようなレベルで簡潔に語ることは難しいと思いますが、この本では、それがとても上手くまとめられています。子どもは地図を眺めているだけでも、「この国の人、どんな生活しているのかな?」なんて、想像して、わくわくしてしまいます。
「1991ねん、ソビエトがなくなりました。」という事柄が、限りある紙面の中で、大きな見出しで扱われていることに少し驚きましたが、この本の発行年の前の年に起こった事柄だったからでしょう。娘は、「国ってなくなったりするの?!」ととても興味を持って聞いてきました。
「かわのながさくらべ」のところでは、前から持っていた「にっぽんちず絵本」とくらべて、「しなのがわって、日本一なのに世界ではこんなに短いんだよ〜!」と大発見したように教えてくれました。
「世界の国のこと、もっと知りたい!」と感じるきっかけになってくれたらいいと思います。