娘のクラスは17人のこどもがいて、二重国籍まできちんと数えるとなんと14カ国。教室には大きな白地図がはってありみんながどこから来たのか記してあります。
この1ヶ月間は世界についてクラス毎にテーマを決めて勉強していたようなのでこの本に興味を持ってくれるかと購入しました。
分かりやすい地図で、最初にみる世界地図としてとてもよいと思いました。
娘とこの本を見ていて、気づかされました。国境とは、大人の都合で、子どもにとってはどこの国、どこの地方なんてどうでもいいんですよね。娘のお友達のCちゃんはCちゃんであり、ただの仲良しのお友達で、もうそれで十分なんです。
この本でとても好きな一文があります。ヨーロッパのページで、「文化や伝統をとても大切にします」というところです。確かにヨーロッパの方は自分の国の文化に誇りを持つだけでなく、日本の伝統や文化に羨望と尊敬をもっている方は多いように思います。世界に誇れる日本の文化、受け継がれていくことを願っています。