今までになかったような絵本で、目とか手が動くのではなくて口が動いてしまって、おまけに食べている食べ物まで見えてしまう。すごくユニークで面白い絵本で、私は子供と一緒にこの絵本を使って遊びながらいつも読んであげています。
私と子供の一番のお気に入りはヤギさんのページとかばさんのページです。ヤギさんの口の動きが上手に再現されていて、上の子は動物園で見たヤギさんみたい!と喜んでいました。まだ動物園に行った時には赤ちゃんだったので動物園に行った事を覚えていない下の子、「ヤギってこんな感じで食べるの?」と興味津々でヤギの食べ方を真似しようと変な顔をしたりして大はしゃぎでした。
最後のかばさんは他のどのページの仕掛けよりも大きくて迫力が有るので、凄く盛り上がれる、というか子供達と一緒に遊べて楽しいです。4歳の子はおままごと用のおもちゃをどんどん口の中に入れてどのくらい入るか試して見たり、ぬいぐるみを持って来てはぬいぐるみの頭をこの絵本の仕掛けを使って齧ろうとしてみたり。。色々と子供達はこの絵本と想像を膨らませて色々盛り上がりながら兄弟そろって楽しんでいました。
この絵本は読んでも楽しいし、仕掛けを眺めていても楽しいし、絵本を使ってぬいぐるみやおままごとのおもちゃとも遊べるし、兄弟や親子で絵本と一緒に動物の食べる口真似をしても楽しいし、絵本を使って動物たちに噛まれてみる真似をするのも楽しいし。。本当に使い方が色々出来る絵本だと思いました。
とても可愛らしくてパッと明るくて、見るだけでは無くて遊べる絵本なのでおもちゃ代わりにお誕生日のプレゼントやクリスマスのプレゼントとしても重宝しそうです。お子様とのコミュニケーションの場にとってもお勧めの1冊です。