新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

話題
日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?

  • ためしよみ

ももたろう」 クッチーナママさんの声

ももたろう 作:松居 直
絵:赤羽 末吉
出版社:福音館書店
税込価格:\1,210
発行日:1965年02月
ISBN:9784834000399
評価スコア 4.8
評価ランキング 327
みんなの声 総数 107
  • この絵本のレビューを書く
  • 大人も楽しむならこれ!

    言わずと知れた「ももたろう」のおはなし。このお話はたくさん絵本になっていますが、やっぱり赤羽末吉さんの絵で読みたくて、この絵本を選びました。
    勇ましくて正義感あふれたももたろうの姿。懐かしい雰囲気の山里の風景。鬼退治の場面の行きと帰りの対照的な描き方。どのページも絵が多くのことを語っていて、じっくりと楽しむことができます。大人が昔話を楽しむなら、この絵本はピッタリではないでしょうか?
    ももが「つんぶくかんぶく」流れる様子や、ももが「じゃくっ」と割れる音、きじやさるたちがお供になる繰り返しのくだりなどは、何度読んでも心地よい文章で、読んでも聞いても楽しい気分になります。
    鬼退治の帰り道、穏やかになった海を進む船をよく見ると、鬼が二人舵取りをしているのを発見しました。そうか、改心した鬼がももたろうたちをきちんと村へ送り届けているんだ、鬼って、怖いだけの存在ではないのかも?と思ったり。昔話の奥深さに感動しています。
    ただ、一緒に読んでいた娘は、鬼たちから宝物をもらわないところが納得できないようで、「鬼から宝物をちゃんと返してもらって、村の人に渡すんだよね」と言っていました。子どもには、鬼たちが村の人たちから取ったものを返してもらう結末の方が、わかりやすいのかもしれません。

    投稿日:2012/12/04

    参考になりました
    感謝
    1

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「ももたろう」のみんなの声を見る

「ももたろう」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / 地球をほる / しっぽが ぴん / がたん ごとん がたん ごとん / ぐりとぐら / いないいないばあ / くだもの / はらぺこあおむし / もこ もこもこ

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



絵本ナビ編集長『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』2月24日発売!

みんなの声(107人)

絵本の評価(4.8)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット