節分の日、優しい鬼の子供の”おにた”は住処を追い出されてしまい、豆まきをしていない家へ。
そこでも鬼というだけで悪者のように思われ…。
鬼にも色々あるのに、一くくりにして悪者だと扱われることの不条理と切なさ。
こんなに凄い本だったのかと改めて驚き。
子供の頃多分ほとんどの人が読んだことがあると思う絵本。
けれど、今も”おにた”と同じ気持ちになることがあると思う。
今も昔も、現実はなかなか変わらないんだなとも思う。
だからこそ、この絵本は、これからも次の世代に伝えられていくべきだと感じました。
久々、心の芯に沁みました。