警視庁の「生きもの係」という部署があるそうです。
法律で禁止されている希少な動物の売買や密輸など、
動物に関する事件を扱っています。
その「生きもの係」の事件簿=ノンフィクション。
文字量&体裁は、高学年向けかと思われますが、
読書好きなら中学年から。
ある日。
千葉市の動物園で、レッサーパンダなど複数の動物が盗まれました。
頑丈な檻を壊し、かつ希少な動物盗んでいため、犯人は怪力で、しかも動物に詳しい人だと思われました。
都内の研究所や埼玉の動物園などでも同様に動物が盗まれる事件が続きましたが、なんとインターネットで売りに出されていたのです。
調べていくと、400万円という高値で買い取った人が見つかり、礼状をもって秋田に向かいます。
レッサーパンダは無事に生きていてくれるでしょうか!?
犯人は捕まるのでしょうか!!?
みたいな話が複数話。
楽しいです!
ノンフィクション&警察モノが好きな小6の息子が読みましたが、
とても楽しかったというので、
私も一緒に読みました。
大人も知らなかったことがたくさんありましたし、
刑事が犯人を突き止めて捕まえるあたりは、
まるでミステリー小説を読んでいるような楽しさでした!