小学校三年生の女の子の作文が元になっていると知り、興味が湧いて読んでみました。読みながら驚きと同時に涙が溢れてきて、こんなにも強くて聡明な女の子がいるのかと、とても感動しました。
自分の病気とそれに関わる家族やまわりの人たちへの思い。闘病生活は経験者にしか分からない壮絶な毎日なのだと思います。
「選ばないでくださいと思った。」の一文は一番の本音なんでしょうね。口には出せない思いと自分自身を納得させながら綴った決意。そんな海音ちゃんの心の中をはたこうしろうさんの絵がリアルに表現しています。ぜひ多くの方に読んでもらいたい一冊です。