いわずと知れたストーリーですが
あらためて読んでみたくて手に取りました。
ヘンゼルとグレーテルはいろいろな出版社から刊行されていますが
この本の圧倒的なところは
お菓子の家の存在感だと思います。
(表紙も素敵(*^_^*))
そして、訳文がすごく読みやすいです。
しずかに・・そしてドラマチックにつづられる文体が
私にはドンピシャでした!!
実は我が家でこの「ヘンゼルとグレーテル」のお話は
よく話題に出るのです。(その後に関して・・)
旦那は「やっぱり、二回も捨てられて、家に帰ったところで、しこりは残るよなー」といつも言います。
今回も、娘への読み聞かせを
何気ない顔で、しかしじっくり聞いていた旦那・・。
いつものセリフが、また口を突いていました。
娘は「お菓子の家にふたりだけですんでいればいいのに」と言っていました。
いろいろ話題を提供してくれる一冊です。