ゴブリンは 丘や山に住む妖精です。
はじまりは頂の木を切り倒し、土地をならした丘に
お城を建てようとしている場面。
もう ここから
ゴブリンの存在に胸騒ぎがしてくる感じですよ。
出来上がったお城に
王様が引っ越してきたあとからはずっと
「!」の連続(笑)
どのページにも ゴブリンが見え隠れしています。
ゴブリン探しをしながら読んだら楽しそうです。
ゴブリンたちがずっと暮らしてきた丘に
お城を建てたということは
すみかを奪ってしまったということ。
仲良く暮らしていけそうな結末ににっこりです。
野生動物のすみかである森や山を
開発し続けている現代のありさまを
遠まわしに描いているようにも感じられました。