えええ〜〜〜〜なんでこんなにスゴイ絵本が絶版なの?!
と読んですぐに思いました。
お彼岸の頃にちょこっと咲くだけの“ひがんばな”
でもその燃えるような赤い色と美しい花の形に魅入られますよね。
小さな頃から何か神秘的な他の花とは違うアヤシさみたいなものを感じる花ではあったのですが こんなに多くの秘密を持った花だとは思ってもいませんでした。
まずは花の呼び名。こんなにたくさんの名前で呼ばれているとは本当に驚きです。
やはりこんなに呼び名が多いということはいかに愛されてきた花かということの現れですね。
そして花が咲くときには葉っぱがでないけれど
花が無くなってから葉っぱが出て養分を蓄えるとか全然知りませんでした。
春や夏の彼岸花の地面の中での様子など興味深い内容がいっぱいで
しかも甲斐信枝さんのすばらしい絵。
絶版だなんて本当に惜しいです。
どうにかして手に入れたい!!!と思った絵本です。
来年の彼岸花の季節に子ども達に読んであげたいなと思いました。